どうして1000円カットは最近になって急激に増えてきたのか?

昔は理容組合が料金設定のルールを決めていた

今まで床屋で3000円程度払って髪を切ってもらっていたけど、1000円カットの存在を知って、「すごく安い」と喜んで利用し始めたという人は少なくないでしょう。そういう人の中には、「なぜ、昔は1000円カットなどなかったはずなのに、今は存在しているのか?」という疑問を抱く人がいるかもしれません。

これは二つの理由が考えられます。まず、理容組合の存在です。理容組合とは、理容店のオーナーが集まっている組合で、理容師のカット技術を競う大会を開催したり、オーナーに融資を行ったりしています。組合は理容店のローカルルールも決めていて、その中に、カット料金はだいたいこれぐらいの金額にしようというものもあったのです。

法律の改正でカット料金の自由度が上がった

次に、平成以降、法改正によって料金のルールを組合員に強制することができなくなったということが挙げられます。具体的には「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」というものです。もともと、この法律で、理容店がきちんとした営業を行うように料金の設定に制限を課すことができると定められていましたが、1998年に料金設定の制限に関しては撤廃されたのです。そのため、他店と比べて大幅な値引きをすることが可能になり、現在のように、1000円カットの店が登場するようになりました。

また、以前、床屋は月曜日が定休日だったはずなのに、1000円カットの店は年中無休のところが多いのはなぜだという疑問を抱いている人もいるかもしれませんが、それもやはり、法改正によって制限がなくなったことが関係あります。

地元のお客様だけでなく、いろんな方が気軽に立ち寄り利用してもらえる1000円カットに加盟して経営を多角的にしてみましょう。